※パラグライダーの歴史※
ヨーロッパでは、アルピニストたちが登山の降下手段としてパラシュートで降下するようになったことが、始まりと言われてます。その後開発が進みパラパントと呼ばれていました。
しかし、同じ頃、まったく繋がりのない日本でも新たなスカイスポーツが生まれ始めていました。
当時(1985年)ハンググライダーやウルトラライトをはじめスカイスポーツ歴10年の山本賢一(通称ヤマケン)が車で引っ張っているトーインググライダーを雑誌を見てひらめき、
”風の強い日に山(崖のような所)から飛び降りればもっと楽しいのでは?”と山から飛ぶことを思いつきました。
すぐにトーインググライダーを手に入れ、自分でグライダーの紐を束ねるなど改良し、今までの経験を生かし、ハングの要領で斜面を走り見事飛行に成功しました。
1985年9月19日初飛行、実験飛行場所は西原村の扇坂展望所でした。
当時ソフトウィングやソフトグライダーと呼んでいたのですが、ヤマケン氏がNHKの取材を受けたときに
”これはパラシュートとグライダーをくっつけパラ・グライダー、パラグライダーというんだよ!”と命名し、日本製が世界に回り始め、ヨーロッパでパラパントと呼ばれていたのもパラグライダーに統一され、現在では世界共通語になっています。
その後も実験飛行は繰り返され、阿蘇山、九重と40数ヶ所をテストフライトして、俵山に落ち着き、
”これなら7才くらいから70歳まで飛べるファミリースポーツになる!”と確信し、現在(2008年)でパラグライダーが生まれてから23年目を迎えます。



※パラグライダーってなに?※

パラグライダーとは、空を飛ぶスポーツの一つで、子供から大人まで手軽に空中遊泳ができるスカイスポーツです。
パラグライダーは落下するための物ではなく、滑空のできるスカイスポーツで、上達すれば、風(上昇気流)をつかんで、空高く、遠くへ、1時間以上長く飛ぶこともできます。
ひとたび空へ飛び出してみれば、足元に広がるワイド感あふれる景色、空という壮大な大自然の中でふわふわと浮いている不思議な感覚が得られます。
エンジンのないパラグライダーは、大自然の息吹を感じることができ、まさに鳥なった様な感覚を味わえます。
誰もが一度は思う”空を飛んでみたい!”という夢が叶うかも知れません。
パラフィールド火の鳥では、老若男女、年齢、体力、運動神経など関係なく、「空を飛びたい!」と思った皆さんの夢を叶えれるようサポートします。
また、当スクールは、安全第一はもとより、「空高く、遠くへ」よりも「ふわふわと空中を優雅に散歩する」的な明るく、楽しく飛ぶアットホームなスクーリングを目指してます。


※本当に子供でも高齢者でもできる?※
体力いりますか?
水の入ったバケツが持てればOK
横断歩道を走って渡れればOK
足元を見ないで前方を見たままで、手を動かさず走れればまあまあです。
こわくないですか?
公園のブランコで鎖をつかまず触るようにして座ってみて下さい。
乗れればパラグライダーも大丈夫です
私にも出来ますか?
自転車に乗れればOK
ブランコに乗ったことがあればOK
きっとあなたにもできます。
というように特別なことは必要なく、”空を飛んでみたい”という気持ちがあれば十分です。
修学旅行や会社研修での体験者、最近では定年を機に始められる方も多くいらっしゃいます。
基本的に普段の生活に支障がなく、走ったりすることが出来ればOK、特別な運動能力は必要ありません。
体験に来られる方は実に様々で、仕事や年齢の枠を超えて、純粋にパラグライダーを楽しみたい方の集まりでもあり、飛べば日頃にストレスが吹き飛びます。


※空を飛んで本当に大丈夫?※
空を飛んでいれば、”絶対に落ちない”、”事故はおきない”とは言い切れません。
それは、テニス、サッカー、野球と、どのスポーツでも同じで、パラグライダーだけ特別ではないのです。
海水浴で泳げば溺れるかもしれないし、スキーで滑れば激突し怪我をするかもしれません。
交通事故の多い現代の車社会、車を運転しているより空を飛んでいるほうが安全かもしれません。
何事も同じですが、ルールやマナーを守り無理をしない心得が大事です。
空を飛ぶにあたって大切なことは、自分自身の技術レベルを把握し、無理をしないこと。
自然の中で行なうパラグライダーというスポーツのよく理解し、自然をうやまい、仲間との調和、社会的責任を果たすことで安全をパイロット自信も守ることで、危険を回避できます。
実際、事故や怪我をするのは統計や事故例から見て、自分の技術を過信したり、正しい知識がないパイロット、インストラクターのアドバイスを無視したパイロットが多いのが事実です。

パラグライダー1日体験の流れ


AM10:00 受付終了後、ビデオ講習

クラブハウスに入り受付を済ませた後、当日受講される皆さんと一緒に講習ビデオを見ます。

AM10:15 装具取付、説明

ネックレス、携帯電話など大事なものは外し、トイレを済ませるなど準備をし、クラブハウスの横の倉庫で機材一式を受け取り、まず芝グランドで手首、足首中心に準備運動します。
ザックから機体を取り出し、キャノピーを広げる。
ハーネスの後ろのポケットにザックを収納する
ハーネス肩から背負い、お腹、太もものベルトをしっかり締めて装着する。
インストラクターの説明が始まり、パラグライダーの各部の名称と機能、役割を覚える。
左右のブレイクコードとフロントライザーを両手に持ち、ライズアップ(立ち上げ)の準備完了。


AM10:30 ライズアップ(地上練習)開始

インストラクターの合図とともに前傾姿勢で走り出し、キャノピーが頭上にきたら、フロントライザーを放し、バンザイ(手を上げて)したままさらに走り続ける。
この時、放すのはフロントライザーだけで、ブレイクコードは放さないで手は上に上げる。
手に力が入ると、肘が曲がったり、手が前へ突き出した状態になり、この状態で走り続けると、キャノピーにブレーキがかかり、重くて走りづらかったり、キャノピーが地面に落ちてしまう。
下まできたら、ブレイクコードをお尻まで引いてキャノピーを体の後ろに降ろしとまる。
運び方を習い、キャノピーを絞って、元の場所に戻る。
(これをキャノピーをうまく立ち上げられるよう
になるまで繰り返し練習する)
最後にキャノピーの畳み方を習って午前中の地上練習終了。


PM12:30〜2:00まで昼食及び休憩

PM2:00からテイクオフポイ
ントに行っていよいよ初フライトします。
(高さ4、50メートル、距離200メートル)

PM2:00〜4:00 いよいよ本番

テイクオフポイントに行き、いよいよ初フライトします。
(高さ30〜50メートル、距離200メートル)


さあ本番、大空へ飛びたちます。
まずはもう1度準備運動。
次に、復習と簡単な説明をしますので、真剣に聞いて下さい。


パラグライダー一日体験はインストラクターの誘導に従って飛べばとっても安全なスポーツです。



パラグライダーの操作の仕方


※注意 急激にブレイクコードを戻したり、引いたりすると、オーバーコントロールに繋がる可能性がありますので、インストラクターの指示に従いゆっくり操作して下さい。
又、引き過ぎには、十分注意してください。


@午前中の練習の内容を思い出し、キャノピーを立ち上げます。


Aキャノピーが頭の上にきたら「放して!」と指示あり、フロントライザーを放して、バンザイした状態で更に斜面を走る。


B走ってる途中で「肩まで引いて!」と指示があったらブレイクコードを両方肩まで引いた状態で走る。


C浮いた後「ゆっくり戻してバンザーイ!」と指示があったらゆっくりブレイクコードを戻し、バンザイの状態で飛ぶ。


後はインストラクターの指示に従って右、左、と高度処理を行う。

指示:右を肩まで引いて
※右手のブレイクコードを肩まで下ろす

指示:左を肩まで引いて
※左手のブレイクコードを肩まで下ろす

指示:もう少し引いて
※肩まで引いてる側のブレイクコードをあと少しだけ下ろす

指示:戻してバンザーイ
※引いてるブレイクコードを上へ戻す


地面が近づいたら(着地する直前)、「お尻まで引いて!!」と指示があるので、ブレイクコードをお尻まで引いて(ブレーキをかける)地面に着地する。

フライト中はインストラクターが適切に指示をしますので必ず従ってください。
2、3回フライトしたら終了です。(状況次第では1回の場合もあります)
クラブハウスへ戻り機材をたたみ教室へ1日体験の終了です。

※注意
このページでは、あくまでもインストラクター同伴によるパラグライダーの操作の仕方を省略して、大まかに説明してあります。
初心者によるパラグライダー飛行は、スクールに受講し、インストラクターの指示、監視のもとで行い、絶対に個人では行わないようお願いします。


※1日体験コースを受けるために必要な事※

前もって4、5日前に電話予約が必要となります。
 (空きがあれば前日予約もOK)

当日用意持参していただくもの
 服装・・・長袖・長ズボン
   ※動きやすく
汚れてもいいモノを(トレーナーなど)
 靴・・・ランニングシューズで、
 手ぶくろ・・・軍手可

 昼食は近くのレストランをご利用されるか、ご持参下さい。
  (レスラン近くに多数有り。車で近場で2分。)

注意事項
 風・天候によって飛べないこともあります。
   ※雨・強風・追い風等
 遠方から来られる方は、パラグライダー体験が中止になった時のことを考えていただき、別の遊びも計画されることをお勧めします。

 当日はAM10:00までクラブハウスに来て受付を済ませてください。
 ※風の強弱による風待ちなどで予定時間のずれや終了時間が遅くなることもあります。

 
※当日、他にも体験者が居られる事がありますので、迷惑が掛からないよう時間厳守でお願いしています。
 遅れる場合、必ずお電話ください。(大幅な時間の遅れで、スクールが始まってるなど、場合によっては体験をお断りする事があります)
近くに温泉施設(車で3分)がありますので、アフターパラにどうぞ!!
 着替えを持って来るといいですよ!


火の鳥PGスクール講習料金


2時間体験/4,000円(保険料込)
10:00〜12:00の時間内でなだらかなグランウンドを走り1m〜5m浮くことが出来ます。高い所がちょっと苦手な方、午前中しか時間がない方、小さいお子様などに向いたコースです。

2時間体験+1フライト/6,000円(保険料込)
2時間体験終了後、約30mの高さから1フライトできるコースです。2時間体験では物足りなかった方など追加料金で出来ます。
(当日の風向きなどの条件が良い場合のみステップアップ可能)

おすすめ!
1日体験コース/8,000円(保険料込) 
パラ体験といえばこれ!!パラグライダー飛行が、年齢に関係なく子供から大人まで楽しめ、1日で飛ぶことが出来ます。(条件体重30kg以上100kg未満)
午前中(10:00〜12:00)地上練習をし、昼食後(13:00〜16:00)30m〜50mの高さを、実際に飛びます。
誘導付で、条件よければ3、4回飛行できます。
インストラクターに従って自分で練習し、飛ぶことにより感動倍増、なんとも言えないすばらしい体験です。
基本的で最も使用者の多いお勧め体験です。


1日体験+タンデム/10,000円(保険料込)
1日体験に50mの高さからの2人乗り飛行(1フライト)をセットにしたお得コースです。
まずどんな感じかインストラクターと2人乗りを体験した後、地上練習をし、1日体験同様最後は1人で飛びます。
「いきなり1人で飛ぶのはちょっと」という方などお勧めです。

時間のない方は!
観光2人乗り飛行/3,000円〜
後ろでインストラクターが操縦し、前に乗って飛行中両手が空いてるので、手を振ったり飛びながら写真を撮ったりする事ができます。
観光気分で練習せずに手軽に出来るので、時間のない方や体験よりも高い所を飛びたい方などにおすすめです。      (飛行1回の費用です)
女性や外国人の利用者が多く、とても人気です。(条件体重75kgまで)



※以下はパラグライダーを本格的に始めたい方のステップアップコースです。
マスターコース/35,000円(6ヶ月有効)
パラ体験の5日コース、1日体験より更に上のフライト技術が得られ、基本のセッティング、離着陸などを覚えて頂くコースです。機材レンタル込みの値段です。

※以下のコースは、ビジター料金、もしくはメンバー年入会金が別途必要になります。
メンバー年入会金につてはビジターフライト案内よりご覧下さい。
これ以降はスクール保険不適合になりますのでJHFフライヤー登録が必要となります。
また、機材レンタル料別ですので、機材の購入が必要となります。

ABコース/10,500円(1年間有効)
マスターコース終了後、技能証取得ご希望の方はまずABコースから。
誘導なしで直線飛行、左右Sターンの技術をを習得できます。(B級ライセンス取得まで指導)

NPコース/21,000円(1年間有効)
AB級取得後、ピッチング、ローリングと左右360度旋廻などの技術と
空の知識を習得(ノービスパイロット証ライセンス取得まで指導)

Pコース/31,500円(1年間有効)
NP証取得後、緊急時の降下方法などNPよりさらに上の技術と知識を習得。
(パイロット証ライセンス取得まで指導)
ここまでくれば全国各地のフライトエリアを自由に飛びまわれるようになります。
もちろん各エリアルールに従って飛ぶ必要があります。


フルコース/52,500円(2年間有効)
A〜パイロット証ライセンスを習得するまで指導するお得なコースです。
最初からP証取得するのであればこちらがお得です。

※それぞれの技能証に掛かる申請費は別途必要となります。
※入金後の返金はいかなる場合においても致しません、ご理解のほどよろしくお願いします。

   
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送